Financialcafe


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フリーの主婦FPがお届けする、お金と保険のわかりやすいレシピです。
最近の保険が複雑すぎて、パンフレットを見てもわからない、
セールスマンやセールスレディの話は、どこまで本当かわからない、
そもそも、自分の家庭に必要な保険が何なのかわからない・・・

だけど、やっぱり必要な生命保険。
できるだけ無駄が無いように用意するには、何が一番近道?
庶民派FP
i_eda4.gif庶民派FP
最近は、新聞やテレビで、FP(ファイナンシャルプランナー)という言葉を聞くのが珍しいことではなくなりました。ここ数年、人気が高まっている資格です。

どういうものかというと、「日本FP協会」というところが作った資格で、AFPとCFPの二種類があります。AFPは、少しがんばれば、きっとたいていの人は得られる資格。CFPは、それよりも格段に難しく、6科目あって、それらすべてに合格して初めて得られる資格。私はまだAFPですが、いずれCFPにも挑戦したいな〜なんて思っています。

最近になって、国家資格としてFP技能士というものもできました。上記のAFP、CFPは民間資格なので、資格を維持するのに年会費がかかったり、試験を受けたりして単位を取る必要がありますが、国家資格のFP技能士(1級、2級があります)は合格してしまえばずっと有効です。

さてさて、じゃあFPとは一体なんだ、ということになりますが、簡単に言うと、お金のホームドクターというところでしょうか。税金、不動産、相続、資産運用、生命保険や損害保険、年金や健康保険などの社会保障に関して、ある一定の知識を持ち、しっかりした倫理観のもと、適格にアドバイスをできる人。です。

私は生命保険の営業を経てFPの資格を得たので、生命保険のことには詳しいつもりです。同じように、証券会社のFPは資産運用に詳しいし、不動産会社のFPは不動産のことに詳しい。税理士の資格を持つFPはもちろん税のスペシャリストだし、社会保険労務士の資格を持つFPはもちろん社会保険のプロです。

このように、同じFPでも、いろいろ得意分野があるわけです。逆に言えば、広く浅く、なため、得意分野以外は苦手なことが多いもの。CFPともなれば、そうもいきませんが、AFPだとどうしても苦手な分野まで手が回らないのが現実です。

じゃあ私は…というと、サイトをよく読んでいただいた方はご存知の通り、資産運用が苦手。税金や社会保険の知識も、毎年変わるのでなかなかついていけません。不動産は、平成14年に、宅地建物取引主任者に合格したので、最低限はあるかなあ…とい程度。う〜ん、これじゃあいけませんね。

今、私が目指したいのは、「庶民のためのFP」。株や投資信託の知識ももちろんあったほうがいいけど、たぶん、世間一般の家庭には、あまり縁が無い話だと思うのです。安定した収入さえ保証されないこの世の中、リスクを負ってまでお金を増やそうという人と、リスクを最小限にするために無駄の無い保険にきちんと加入したい、と思う人と、どちらが多いかと言えば、やっぱり後者だと思います。私は、そんな人たちのお役にたてたら、と思います。

そのために、生命保険の前に私たちの生活を守る、社会保険の知識をもっと身につけたい。だから、平成15年、社会保険労務士の試験を受けました。私にとってはとても難しい試験。大学は文学部だったので、法律の知識も全くありません。約半年間、子育ての傍ら、毎日5時間の睡眠でがんばりましたが、残念ながら不合格。その後、続けざまに第二子、第三子と授かったため、なかなか勉強に集中できる環境にはならず、もう少し落ち着いたら勉強を再開する予定です。

え?資産運用が苦手だってことの言い訳に聞こえます?
…庶民派のFP、と呼んでください(笑)。

この記事は2011年05月21日に書かれたため、内容が古い可能性があります。最新の情報はご自身でお確かめください。

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