下ごしらえ1 まずは家計管理から
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家計管理は、保険を考える上で、とても大事なことです。だって、家計に月々どれくらいかかっているのか把握しないと、いったいいくらの保険金(=死亡保障)を用意したらいいのかさえ、わからないですよね。無駄が無い保険の準備には欠かせません。


では、おたずねします。やりくり、得意ですか?正直にお答えください。

・ 毎日毎日、買物に行くのはストレス発散だ

・ 100円ショップが大好き

・ 今財布にいくらお金があるのかわからない

・ クレジットカードを3枚以上持っている

・ 10万円以上のものを衝動買いしたことがある

・ 現在、何かしらローンを組んでいる

・ 臨時収入があったら何か買おうとわくわくする

・ 予算が余ったら貯金しようと思っている

・ が、実際余ったためしがない

・ 正直、今月も赤字だ



さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?


0個の方、こちらをご覧になる必要はありません。
きっとしっかり家計管理ができていることでしょう。

1〜5個のあなた、普通です。
なんとかやりくりできてるけど、もっとできるんじゃないかと思っている。

6〜9個の場合、注意が必要です。浪費家の傾向があります。気を引き締めて。

illust3499thumb.gif10個の方、そう、実はそれは私です(~_~;) 私は、ファイナンシャルプランナーのくせに、浪費家で、主婦という自覚が足りず、独身のときも、ほとんど貯金ができませんでした。クレジットカードは日常的に使っていたし、ボーナスはもらう前にすべて嫁ぎ先が決定していて、それを返すために働いていた、といっても過言ではないほどでした。だから、お金のやりくりが苦手な方の気持ちが、とっても良くわかります。


お金が貯まるか貯まらないか、それは本人の性格によるところがかなり大きいです。堅実な人は、マネー雑誌を読まずとも、FPに相談せずとも、ちゃんと貯められます。平均的な収入があり、専業主婦家庭で、年間100万円以上貯めている方は、やりくりに関してはもう大丈夫。私が教えていただきたいくらいです。

そうでない方、自信がない方は、どうぞ、次に進んでください。

2b.gif家計簿を付けよう!
さて、家計管理の基本は家計簿。付けていますか?家計簿って、何のために付けるのでしょう。そう、予算を立てたり、出費の状況を確認したり、過去を反省するためですね。私はこれまでに何度も家計簿にチャレンジしてきました。年末になり、新しい手帳を買う時期になると、来年こそ、家計簿をつけようと思って、はりきって本屋さんへ出かけ、あれこれ物色していました。買物好きだから、選ぶのがとっても楽しいんです。そして、お気に入りを見つけて、やる気いっぱいで、早く使いたくて仕方なくなるんです。

illust3476thumb.gif…でも結局、1週間と続いた試しがありません。お正月って何かと出費が多いし、なんだか忙しいし、家計簿付ける暇がなくなる。で、しばらく空白があると、もう付ける気が無くなってしまう。そしてずるずると、一年が過ぎていくのです。だから、私は毎月の予算を立てることも、途中で出費を確認することも、過去を反省することもなく、独身時代を過ごしてきたのです。


しかし、家計を預かる主婦となると、独身時代のようにはいきません。一家の稼ぎ頭が、毎日毎日、家族のために働いて得ているお金です。無駄にはできません。なんとかしなくては〜!と、こんな私が、いろいろ試行錯誤の結果、たどり着いたのが、パソコンの家計簿ソフトです。なんと!これがもう3年続いているのですよ。パソコンで家計簿を付けると、面倒な収支計算がいりません。項目分けだって、一度入力しとけば自動です。とっても楽。ソフトによっては、グラフや表にしてくれたり、クレジットカードの引き落としを教えてくれたり、銀行口座の管理もできたりと、もう、本当に便利なのです。

illust2068_thumb.gif私にとって一番ありがたいのは、何日も後から入力したって、きちんと日付通りになるということ。財布の中にレシートがたまったって、大丈夫なんです。もちろん、普通の紙の家計簿できちんと付けられる方はそれでも十分だと思いますよ。でも時間がかかるし、毎年買い換えなくてはいけません。パソコンソフトだと、無料のものも多いし、最初にいくらかかかっても、ずっと使えるし、得意な方は、エクセルなんかで自分好みに作ってもいいですね。とりあえず、何でもいいので、家計簿付けましょう。

3b.gif予算を立てよう!
これは非常に大事なことです。国でも企業でも、予算をもとに、お金をやりくりしているわけです。当たり前のことですが。ただ、日本国家はものすごい借金家計なので、真似してはいけません(笑)


ですが、その当たり前のことが、いまいち守られていないのが、家庭。ちゃんと予算を立てて使っていますか?これは、各家庭によって金額が違ってきます。家族での話し合いが必要になってきますね。ちなみに我が家は、夫・フツーの公務員(事務職)なので、かなり平均的な収入だと思われます。参考までに、我が家の状況も少し、お話しますね。

1 住居費
illust1645_thumb.gifまず、家計のうち、大きな割合を占めるのが、住居費。諸経費を含めて、月収の3分の1以下が望ましいです。それを超えてしまうと、よほど収入が多い家庭でないと、ちょっと厳しいかも。これは、賃貸でもマイホームでも同じです。マイホームでローンを組むときは、くれぐれも、毎月の家計を圧迫しないか、よおおおく考えましょう。よく、不動産広告で、「今の家賃と同じくらいでマンションが買えます」などと書いてありますが、マンションを購入する場合は、管理費・修繕積立金・エレベーター使用のための共益費など、家賃以外の費用が結構大きいですので、しっかり考慮に入れましょう。


もし、月収の3分の1を超えた住居費が、家計を圧迫しているとなると、これは転居も視野に入れる必要があるかもしれません。ただし、いくら家賃の安いところに転居すると言っても、引越し代や敷金・礼金などを考えると、かなりのお金が動くことになります。元がとれるかどうか、しっかり考えたいところですね。

2 食費
家族の人数などによっても変わってきますが、平均的な家庭では、月3〜5万円前後、といったところでしょうか。我が家は男の子が3人。これから食べ盛りの時期を迎えるので、今は5〜6万円ですが、これから倍増することも覚悟しています・・・。これは例え共働きの家庭でも、同じくらいに抑えたいところ。外食費は、別枠で、レジャー費、などとしたほうが良さそうです。

illust1004_thumb.gifまた、食費は、ママの一番の腕の見せ所ですが、ママの性格によって、節約どころもずいぶん変わってくると思います。主婦雑誌などを見ると、食費を削る方法がいろいろと紹介されていますが、あまりやりすぎるのもどうか、と私は思います。だって、食事って、生きていく上で一番大事なこと。相場より安価な食材には、それなりの理由があります。異常に安いものばかりを選んで買うのは、品質面から疑問です。最近はスーパーでの偽装表示も問題になっていますし。食事は安全が第一ですもの。それに、食事は楽しみでもあります。家族の団らんに、おかずがちょっぴりだとか、毎日安い食材だとかって、ちょっと寂しいですよね。


また、食費は、一日1000円まで、とか1日単位で決めてしまうと、使える食材が限られてくるので、結構同じようなメニューになりがち。一週間7000円、と大まかな予算で使えば、たまには贅沢もできて、メリハリの効いたメニューになります。

あと、個人の性格にもよりますが、買物のやり方も工夫が必要になります。毎日、広告で安いものをチェックして、それだけを買いにスーパーに行くか、それとも1週間単位で計画的に購入するのか。→詳しくは、「計画的に使おう!」で

3 水道・光熱費

これは、住環境によって大きく変わってくる費用です。平均値はあっても、地域ごとの差も大きいでしょう。ですが、節約を心がけるという心構えは、どこに住んでいても大切。

私が学生時代に住んでいた熊本では、水道水はすべて地下水でまかなえるほど水量が豊富で、水道代は共益費に含まれていたので、どんなに使っても毎月一定でした。が、普通は基本料金+使用量ですね。水道代は、多くとも月5000円以内にはしたいところです。風呂の湯の有効活用や、シャワーの使用を控えるなど、考えてみましょう。

電気代・ガス代は、住んでいる地域の気候や、木造か鉄筋か、都市ガスかプロパンか、などで変わってきますが、できれば合わせて月10000円以内が理想です。使わない電化製品はこまめに消す、調理に使うガスは火力に気をつけるなど、気が付いたことから実行しましょう。

illust1716_thumb.gif水道・光熱費の節約は、お金の節約だけでなく、エネルギーの節約です。環境保護のためにも、子供たちの未来のためにも、地球の一員として、がんばりたいですね。


4 通信費

illust2033_thumb.gif一般・携帯電話やインターネット、ハガキや切手代などがこれにあたります。昔に比べて、一般電話やハガキ代などは減ってきましたね。代わりに、携帯電話やインターネット代が結構増えているのではないでしょうか。どちらも、あればすっごく便利なものですが、その分費用もかかります。

携帯電話は、家族でキャリアをまとめると、基本料や通話料がお得になります。上手な利用法をショップで相談してみると良いと思います。

インターネット代、これもブロードバンドの普及でずいぶん変わってきました。つなぎ放題にするためには、以前はNTTのフレッツISDN+プロバイダーで、大体月6000円くらいかかっていたはず。ですが、今は光ファイバーでも、月3〜4000円で済んだりします。


5 新聞代

最近は、インターネットでニュースやTV番組などがわかるので、あまり読まない、という家庭は思い切ってやめるという方法もあります。ご主人の会社にもあるだろうし。我が家では私も新聞を読むのが日課なので購読していますが、契約の際は、半年など短い更新にして、その都度条件のいい新聞屋さんを選んでいます。あと、旅行などで家を空けるときは、例え2〜3日でも、配達を一時的に止めてもらいましょう。電話一本でOKです。1日100円と考えると、読まない新聞ほど無駄なものはありません。

6 保険代

生命保険は年払にすると安くなりますが、その場合は、月々の項目に入れて積み立てておきましょう。その家庭に必要なものは、基本的にはボーナスに頼らず、毎月のお給料でまかなえる範囲で、予算を立てたいからです。ただ、給与天引きの場合は、最初からかなり割引されていますので、年払いに変更しても、あまり安くならない場合がありますのでご注意を。

illust4092thumb.gif生命保険は、掛け捨てなのか、貯蓄性が高いものなのか、によって金額が結構違うと思います。その人それぞれの考え方によって、バラバラの金額ですので、あえて○○円が普通、とは言えません。が、いくら貯蓄性が高い保険でも、家計を圧迫するくらい高い保険料だと、本末転倒です。保険の中身に関しては、のちのちじっくり考えていきましょうね。学資保険・個人年金保険に関しては、貯蓄目的で加入している場合がほとんどですので、別枠にして、貯蓄と考えていいと思います。


7 車代

illust1474_thumb.gif自動車ローン・自動車保険・駐車場代・ガソリン代など、車にかかるお金全てです。車代、車関連費用、などとしてまとめておくと、いかに車にお金がかかるかわかります。

自動車は、いつ事故にあい、廃車になるかわからないものです。できる限りローンを組まず、現金で支払いましょう。ローンを組んだ場合は、繰り上げ返済もおすすめです。金利も高いです。私の弟は、買って数ヶ月の60万円ほどのバイクを、転んで廃車にしてしまい、その後延々とローンと金利を払っていました。体が無傷だったのが、不幸中の幸いでしたが。



自動車保険は、車を乗る上で絶対必要なものです。たまーに、任意保険に加入してない方がいますが、絶対に加入しましょう。他人に迷惑をかけるだけでなく、場合によっては、多額の損害賠償の請求を受けて、自分と家族の一生を棒に振ることになります。

最近は、ネットで申し込みをできる会社が増えていますが、リスク細分化式の保険が増えて、かなりお安いところが多くなっています。ステーションワゴンだと割引になったり、ロードサービスや弁護士費用が無料など、いろいろなサービスもあります。自動車保険は、生命保険と違って毎年かけかえても損はありませんので、年に一度、複数の保険会社から見積もりを取り、安さとサービス内容をじっくり検討してみましょう。

便利な複数一括見積もりのサイト




ガソリン代は、我が家はカードで支払っています。利用金額に応じてポイントが貯まり、毎月キャッシュバックされて、結果的にガソリン代が安くなるというものです。他にも、ガソリンがそのまま割引になったり、車検などの費用に使えたり、ETC専用だったりと、いろいろなカードがあります。よく使うスタンドの提携カードをチェックしてみてください。自動車関連費用専用カードにしても良いと思います。








避けて通れないのが車検・自動車税ですが、これは時期がはっきり前もってわかっているもの。だいたいかかる金額を予想して、今から積み立てておくと慌てません。我が家では毎月5000円を、車検費用積み立てとしています。

8 子供費

子供が生まれてすぐは、洋服などはお祝いやお下がりで頂いても、ミルクやオムツ、抱っこ紐やベビーカーなどの便利グッズなど、ちょこちょことお金がかかります。しばらくすると、おもちゃを欲しがるようになり、またしばらくすると、CDやビデオなど教材費が。幼稚園に入れば月謝、小学校に入れば習い事、中学生になると塾通い、高校生になれば…

など書いていたらきりがありませんが、とにかく子供を育てるにはお金がかかります。大学まで行けば学費だけで1000万円を超えるのが普通です。ただし、一番お金のかかる大学入学時は別枠で考え、それ以外にかかる費用は、毎月一定額ずつ準備するようにしましょう。特に最初の子供はかわいいし、ついつい財布もゆるみがち。愛情は無限ですが、お金は有限ですので、気持ちを引き締めて行きましょう。

illust948_thumb.gif生まれてすぐは、出産費用やお祝いなどお金の出入りが激しいとき。通常の家計と、切り離して考えましょう。できることなら、母乳で育てると、ミルク代がかかりません。ちなみに私は、一度もミルクや哺乳瓶を買ったことがありません(退院するときにお土産でもらったサンプルのもので十分足りました)。オムツは、布オムツがベストですが、子供が多くて少しでも洗濯物を減らしたいとか、手をかける余裕がないときは、紙オムツも上手に利用しましょう。ただし、紙オムツの買いだめや、出産祝いにリクエストするのはオススメしません。サイズや赤ちゃんの肌に合わないことがあるからです。我が家では、昼間は布、お出かけや夜は紙と使い分け、月に1〜2袋(2000円弱)買う程度でした。


ベビーカーやチャイルドシート、ランドセルや学習机など大きな買物は、おじいちゃんおばあちゃんに上手に甘えたり、フリマやリサイクルショップなどを活用すると、ずいぶん助かります。友人たちに声をかけるのも一つの手です。私の知り合いは、娘に音楽をさせたい、と話していたら、ピアノとエレクトーンが両方手に入ったそうです。

ネットオークションもいいですよ。ベビー用品は短期間しか使わないものが多いから、中古品でも十分使えますし、すっごく安いです。Yahoo!やBIDDERSのオークションは有名ですので、参加してる人もすごく多くて、品揃えも豊富。一度のぞいてみてはどうでしょう。私もよく利用して、必要なものを安く買うだけでなく、不要になったものを出品するなど便利に利用させていただきました。


9 貯蓄

illust3484thumb.gifお金は使うためにあるもの。でも、使いたいときに無くては困りますので、計画的に貯蓄をしましょう。できれば、財形など給与天引きか、メインバンクの自動積み立てなどが確実に貯まるのでおすすめです。あくまでも、投資とは別で考えて。


最初の目標は、月給の3ヶ月分。これだけ貯まると、万一会社を自己都合で辞めても、失業手当が出るまで持ちます。次に、1年分を目指します。これは、緊急予備資金ととらえ、いつ何があってもいいように、大事に貯めておきたいお金。

これがクリアできると、マイホームやレジャーなど、目的別の貯蓄をするのも安心です。我が家では、目的別の通帳を作って、通帳に目的を書き込み、それ以外には使わないぞ、と決めています。


10 小遣い

できれば、お酒代・タバコ代はお小遣いから出してもらいましょう。幸い、私も主人も飲まない・吸わない人なので助かっています。上手に話し合いをしてください。それと、専業主婦でもお小遣いは欲しいですよね。毎月一定額にして、こっそり貯めるもよし、しっかり使うもよし、また、やりくりして予算があまったら、自分のものにする、という方法もあります。これならやりくりのしがいがありますね。


11 交際費

illust3682thumb.gif冠婚葬祭や、お歳暮・お中元・お祝いなど、お付き合いにかかる費用です。お歳暮やお中元は、我が家では購入するデパートを決めて、友の会に加入し、商品券で購入するようにしています。毎月5000円会費を払うと、一年で65000円になって戻ってきます。定番ですが、低金利の時代にはかなりお得な方法。ただし、一度に商品券を受け取るので、気が大きくなって使いすぎると意味がありません。現金と同じと考え、よく考えて使いましょう。

冠婚葬祭は、何かしらお金のかかるものです。また、思いがけず続くこともあります。あらかじめ、一定額を毎月積み立てておくと慌てずにすみます。

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その他、外食費・被服費・教育費など、その家庭ならではの項目が必要になってくると思います。全ての項目を書き出し、予算を立て、合計してみましょう。これが我が家の一ヶ月の予算。

書き出してみると、結構な金額が必要になりますね。最初からきちきちと予算をたてるよりも、少し余裕を持たせるのが上手くいくコツです。

さて、家計簿をつけ、予算も立て、家計の中身がだいぶクリアになってきましたね。
次は、無駄なく使うコツを考えてみましょう。

4b.gif計画的に使おう!
ちゃーんと予算を立てたのに、なぜか、いつの間にか、足りなくなってる…。お給料日までまだ2週間もあるのに…と、毎月思う、それは私。そう、使い方が悪いんです。

予算を立ててはみたものの、何も考えずに財布からお金を出すから、いけないんです。で、雑誌なんかで、やりくりの特集があると、ついつい買ってしまい、読むんだけど、結局それがまた無駄遣いの原因になっていることに、最近気が付きました(遅い?)。

そんな雑誌を眺めながら、いくつか、良さそうな方法を試してみました。
参考までに…あ、ならないかもしれない(笑)。

1 1週間に一度しか、銀行に行かない、さらに、必要な金額しか下ろさない

これは、かなり予算をしっかり立てて、強い意志がないと、成功しません。私は無理でした(笑)。つい、予定外の買物をしてしまい、あ、足りない、銀行行かなきゃ、とATMに行き、行ったら行ったで、なぜだか多めに下ろしてしまう。あー、なんとかしたい、この性格。

2 袋分けをする

よく雑誌で紹介されてますよね。試してみました。一ヶ月の予算を、一度に銀行から下ろして、全部1000円札にして、それぞれ費用別の封筒にわけておくんですね。で、必要な金額を、買物に行く前に取り出すんです。でも、その封筒からいちいち財布に移し変えるのが、面倒だったりするんですよ。余ったらまた戻したりとか。封筒ごと買物に持っていくという手もありますが、レジでよれよれの封筒を出すのも抵抗があるんですよね。

で、失敗しました。私は。結局、いろんな封筒から適当にお金を使ってしまうんです。あー、本当になんとかしたい、この性格。

3 財布分けをする

最近試した方法です。まず、自分の小遣い用の財布と、家計用の財布をわけるんです。雑誌とか、友達とのランチとかは、小遣い用の財布から出すわけですね。で、家計用の財布は、仕切りがいっぱいついているものを使います。最初に、銀行から下ろした予算を分けておくのです。これは袋分け方と一緒。これなら、買物に持ってのも恥ずかしくありません。

私は、お札の仕切り5ヵ所、小銭3ヶ所、カード14ヶ所、通帳も入るポケット付きの札入れを1900円でゲットしました。仕切りには、「食費」とか「雑費」とか書いたシールを張って、完璧です。…しかし、2週間で破綻しました(T_T)。まず、毎日大金(というほどの金額でもないけど)を持ち歩くわけです。ちょっと気が緩むと、使ってしまいます。あれ、食費が足りないわ、と思うと、別の仕切りから簡単に使ってしまいます。あと、財布がすごく重い。小銭が増えるとずっしりです。近所にちょっと買物…の時には面倒になります。

illust3476thumb.gifこう書いてみると、なんだか私の失敗体験談のようになってしまいました。結局、私の意志の弱さがいけないんですよねえ、すべて…。いろいろ試行錯誤しながら、自分なりの方法を考えてみたいと思います。みなさまはこんな失敗をしないようにお気をつけて。

さて、家計管理ができたら、次はライフプランと貯蓄計画について、考えてみましょう。



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2011.07.17 Sunday
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