30代女性・子宮筋腫&帝王切開での入院・手術
健康なときは、なかなか意識しないのが、医療費。そして入院して、初めてわかるのも、医療費です。なかなか他人には聞きづらいことでもあります。病状や病院によっても違ってきますし・・・。でも、少しでも参考になればいいな、と思いまして、私の経験、かかった医療費、医療費以外の見えない出費などを紹介してみたいと思います。

1 私の入院・手術体験記

幼い頃から、骨折もしたことがなく、アトピーなどアレルギーなどとも無縁で、鼻血すら出したことが無かったくらい、健康だった私ですが、実は、これまでに、5回入院、手術をしたことがあります。

一つは子供の頃の虫垂炎。要するに盲腸ですね。とにかく熱が出て、気分が悪く、食事が取れなかったので病院に行きましたが、おなかの痛みはほとんどなかったので、風邪だと診断されました。ところが、薬を飲んでも治らない・・・次に行った病院で、やっと盲腸では?と疑われ、外科の病院に転送させられて、ついてから1時間後に手術・・・という、大変な目にあいました。小学生でしたが、その時のことは今でも良く覚えています。1週間くらい入院してたでしょうか。まだ、手術が怖いとか、そんな気持ちすら無い頃でしたね。

illust993_thumb.gifそして、二回目の入院。結婚して、順調に妊娠。自宅近くにある、人気の産婦人科に通うことにしました。エコーで男の子とわかり、喜んだその日に、なんと、子宮筋腫があることが発覚したのです。それまで、生理痛もほとんど無く、出血などの症状も無かったことから、まさか子宮にトラブルがあるなんて、全く予想もしていませんでした。

先生の話だと。もともと小さな筋腫だったものが、妊娠により、子宮内の血量が増加して、筋腫もすくすく成長したのでしょう・・・とのこと。幸い、子宮の内部ではなく、外側でした。そのため、生理痛や出血などの症状が無かったものと思われます。妊娠の継続や出産にも、影響が無いとの説明でした。

ところが、それからしばらくして、その筋腫が、猛烈に痛くなってきたのです。持久走をしたときに、わき腹が痛くなったりしますよね。あと、慣れない運動をした後、足が筋肉痛になったりとか。そういう種類の傷みの、最高潮という感じでした。じっとしていれば、全く痛くないのですが、動くととても痛い。最初は、鎮痛剤をもらって、すぐに治まっていたのですが、だんだん薬も効かなくなって来て、ある日とうとう、起き上がれないくらいの痛みになってしまいました・・・。慌てて病院に行くと、もう、このまま手術して取ってしまいましょう、という話がとんとん拍子に進み・・・。妊娠6ヶ月くらいだったと思います。

illust2171_thumb.gif 不安でしたが、入院翌日に、手術は無事成功しました。赤ちゃんも無事でした。しかし、筋腫が1.3キロもあったこと、それから、胎児を傷つけないよう、大きくおなかを切ったそうで、傷跡はとてもとても大きくなってしまいました。入院は、当初、3人部屋でした。個人病院だったのですが、個室・2人部屋・3人部屋しかなかったのです。同じ部屋に、もう1人患者さんがいたのですが、その方は、早産気味だったみたいで、もう入院生活が長いようでした。慣れっこになっていたのか、とにかく、テレビの音や、昼夜問わず訪れるお見舞いの方の話し声などで、眠れないほどで・・・。仕方なく、個室に移ることにしました。お金がかかることは知っていましたが、術後、ゆっくり休みたいのに、休めないのがとても辛かったのです。そして、トータルで13日間入院し、退院しました。

illust180_thumb.gifその後、赤ちゃんは順調に育ちましたが、なんと、妊娠中毒症になってしまいました。高血圧・むくみ・尿淡白の症状のうち、二つ以上が出ると、妊娠中毒症と診断されます。ひどい場合は、こん睡状態におちいって、命の危険性まで出てくる、怖い怖い妊婦特有の病気です。私は、高血圧の症状は出なかったので、軽いほうだったので、まだ大丈夫でしたが、ひどい人は、入院などが必要になるそうです・・・。それに私は、尿糖も出やすいほうだったみたいで、妊婦検診のときは毎回のように糖が出ていました。妊娠が原因のようでした。そのため、出産までの間、塩分やカロリーの制限をするように言われ、毎回お料理レシピとにらめっこして、塩分・カロリーの計算をすることになり、大変でした。

そして、子宮筋腫の手術から4ヵ月後に、今度は帝王切開で出産するため、同じ病院に入院することになりました。本当は、自然分娩したかったのですが、一度子宮に傷をつけてしまっているため、子宮が陣痛に耐えられるかどうかわからない、もしかすると、陣痛のときに子宮が破裂してしまうかも・・・という危険があるため、帝王切開しか選択の余地がありませんでした。

予定日を前もって決めて、妊娠38週で、無事、手術が終わり、長男が生まれました。前の入院の経験から、最初から個室を選びました。帝王切開なので、産後体調が落ち着くまでは、一切飲食できません。そして、落ち着いたら、重湯、お粥と、少しずつ食べられるようになります。入院した病院は、ホテルのようにきれいで、お料理もおいしく、とてもくつろいだ入院生活を送ることができました。今回の入院は10日間でした。

その3年後に次男、続いて1年半後に三男と、続けて帝王切開で出産しました。帝王切開後に自然分娩をするケース(V BAC)もありますが、私の場合は、度重なる手術で子宮壁が薄くなっていたので、できませんでした。それだけが、ちょっと心残りです。

そして、何度経験しても思うことは、手術は怖い、ということ。手術前には、血液検査をしたり、抗生物質が合うかどうかテストしたり、いろいろ準備があります。手術も、尿道を入れたり、背中から麻酔の注射をしたり、苦痛を伴うことばかりです。術後も、しばらく点滴をはずせないし、おなかを切っているから、傷口は痛いし、同時に、子宮が収縮する痛みで、鎮痛剤が無ければ眠れないほどです。生まれたばかりの赤ちゃんを、抱っこすることもままなりません。それに、どんなに信頼している先生と言っても、医療は何があるかわかりません。精神的にもすごく不安でした。

もうほんとにほんとに、手術は懲り懲り・・・。それでも、保険にしっかり入っていたことで、お金の不安だけはしなくてすみました。贅沢だとは思ったのですが、個室を選択することもできました。ほんとに、妊娠前に保険に入っていて、良かったなあと、つくづく思ったのでした。

さて、これからが本題です。いったい、こういった入院・手術には、どれだけお金がかかるのでしょう。私が実際支払ったお金です。

2 子宮筋腫の手術って、いくらかかるの?

illust3470thumb.gif私は、子宮筋腫での緊急入院、手術で、合計13日間を病院で過ごしました。支払う医療費には、健康保険が適用される項目と、適用されない項目があります。領収証を見ると、保険が適用される項目は、「診療項目」となっています。診療項目には、初診料、投薬料、注射料、処置料、手術料、検査料、画像診断料、入院料などがあります。これらは、私が入っていた健康保険組合の健康保険が適用されますので、かかった費用の2割負担ですみました。・・・が、62590円。それに、食事負担額が8580円でした。

保険が適用されない、完全に自己負担した部分には、室料(最初3人部屋、その後個室に変更)と、予防的処置料、洗顔セットなどの物品代、電話代、入院中も妊婦検診を受けましたので、その検診代などで、155954円。そのうち半分はやっぱり部屋代でした。

ということで、

診療項目(健康保険適用)負担 62590円
食事代 8580円
項目(健康保険適用外)負担 155954円

合計 227124円

の医療費がかかりました。

これプラス、見えない費用として、私が入院中の夫の食事・・・毎日外食やコンビにでしたので、結構かかったのではないか・・・と思います。幸い、病院が自宅から徒歩圏内だったので良かったですが、遠いと、お見舞いにくるときの交通費もバカにならなかったかもしれません。

病院によっては、もっと安かったりしますし、大部屋がある大病院などは、大部屋で我慢すれば部屋代も不要ですので、金額はあくまでも目安ですが、個室でゆっくりしよう、と思うと、20万前後の入院費用を見ていたほうが良いようですね。

3 帝王切開の入院って、いくらかかるの?

出産を控えている方にとっては、一番気になるのがここかもしれませんね。普通分娩で入院した場合の費用は、結構聞くことが多いですが、帝王切開の話はあまり聞かない・・・保険がおりるので逆にあまりかからないとも聞くけれど・・・という程度ではないでしょうか。

実際私も、帝王切開になると決まってから、病院に聞いてみましたが、あいまいな返事。計画的な帝王切開から、緊急帝王切開まで、人によってパターンが違うので、はっきりいくらとわからないのも事実でしょうね。

私の場合は、計画的な帝王切開で、出産前日から入院しました。日数は10日間。領収証を見てみると、初診料・投薬料・注射料・処置料・手術料・検査料・画像診断料・入院料の、健康保険(2割)適用の負担が51940円、それに食事の負担が6240円でした。

それ以外に、健康保険適用外の自己負担がかなり発生しました。
詳しく見てみたいと思います。

室料(個室一日8000円) 80000円
分娩介助料(助産師さんなどの費用?) 160000円
新生児管理料(母子同室でしたが) 72000円
予防的処置料(産後の諸々の処置?) 11987円
衛生材料費(パッド、ガーゼなど?) 3500円
胎盤処置料(臍帯血を提供しました、それかな?)1500円
文書料(出生届などに必要なもの?) 3000円
物品代(なんだろう・・・) 550円
証明代(保険会社提出用の診断書) 8400円
電話代(携帯使用不可でした) 200円
合計341,135円

つまり、

診療項目(健康保険適用)負担 51940円
食事代 6240円
項目(健康保険適用外)負担 341135円

合計 399317円

これだけの医療費がかかりました。

保険適用部分と適用外の部分を合わせると、約40万円ほどになり、かなりの費用です。子宮筋腫のときは、もっと長く入院したのですが、22万円ほどだったのですが、帝王切開は、新生児管理など保険適用外の出費が多く、高額になってしまいました。

illust776_thumb.gifが、これは長男のときの金額。次男・三男のときは、別の個人病院で入院したのですが、そこは、これよりさらに高く、50万円近くかかりました。また、出産にかかる費用は、入院費用だけではなく、毎月毎月通う、妊婦検診の費用も大きいのです。病院によって異なりますが、毎回3千円〜7千円、検査があるときはさらに1万円2万円・・・ぽーんと飛んでいきます。これが2週に一度、安定期は一ヶ月に一度、臨月になると毎週・・・私の場合、子供1人につき、合計20回の妊婦検診で、約8万円と、バカに出来ない金額になるのです。

これに加え、病院までの交通費、入院中の家族の食事代、兄弟がいる場合は、ベビーシッターに見てもらったり、一時保育に預けたり、お里帰りする場合はお礼のお金などなど・・・見えない費用がいろいろかかります。もちろん、生まれてくる赤ちゃんのためのベビー用品なども。

私は2人目、3人目を年子で出産したため、3人目妊娠中も、長男の幼稚園の送り迎えや、次男の世話などで体の負担が大きく、早産傾向にあったため、次男を2ヶ月間保育園に預けることになり、その費用も痛手でした。

健康保険の出産育児一時金(当時)、35万円をいただいても、はっきり言って全然足りない・・・というのが現実です。もちろん、もっと費用のかからない病院を選択すれば良いのですが、私の場合は、毎回の検診のことや、入院設備を考えて、実家に帰らず、自宅から一番近い病院を選んだので、これだけの費用がかかってしまいました。

なので、加入していた生命保険の特約からお金をいただけて、本当に本当にありがたかったのです。一度入った生命保険は、途中病気をしようと何度入院しようと、限度額を超えない限りは何度でも給付金がおります。そのたびに、保険に入っていて良かったなあ、と、つくづく思ったのでした。

4 入院でもらえるお金いろいろ

さて、入院して出て行くお金のことは、なんとなくご想像いただけましたでしょうか。次は、もらえるお金を見て行きたいと思います。有名なのが、高額療養費制度。どんなに入院をしようが、一ヶ月の医療費が限度額を超えたら、超えた分は払い戻しされる、という制度です。これは、国民健康保険なのか、勤務先などによって違う健康保険組合なのかで、違ってきます。

国民健康保険の場合
ア 低所得者(生活保護の被保護者や市町村民税非課税世帯などの方)
  ……35,400円
イ 上位所得者(標準報酬月額が53万円以上の被保険者及びその被扶養者)
  ……150,000円+医療費が500,000円を超えた場合は、その超えた分の1%を加算
ウ 一般(ア、イに該当しない方)
  ……80,100円+医療費が267,000円を超えた場合は、その超えた分の1%を加算

この金額を上回った医療費は、後日戻ってきます。ちょっとわかりにくいので、具体的に計算してみましょう。

例えば、一般所得者が、一ヶ月に、一つの病院で、かかった医療費が、267,000円未満だった場合は、80,100円を超えた金額が戻ってきます。

では、30万円だった場合は?
80,100円+(300,000円−267,000円)×0.01
=80,100円+33,000円×0.01
=80,100円+330円
=80,430円
これを超えた分は、全部戻ってきます。

では、大きな病気をして、100万円かかってしまった!という場合は?
 80,100円+(1,000,000円−267,000円)×0.01
=80,100円+733,000円×0.01
=80,100円+7,330円
=87,430円
これを超えた分は、全部戻ってきます。

また、国民健康保険ではない、企業などの健康保険組合も、同じような計算式になっていると思いますが、その健保組合それぞれで独自の給付方式になっていますので、よく確認してみてください。ちなみに、私が以前加入していた大手の健保組合では、一ヶ月の自己負担は最高で5,000円と決まっていて、それ以上は全て払い戻しされていましたので、とてもありがたかったです。

「な〜んだ、じゃあ、結局のところ、医療費って、どんなに入院しても、毎月9万円もかからないのね?」

・・・と、思ったら大間違い!

この、高額療養費が適用されるのは、あくまでも、「健康保険適用」される分に限られるのです。食事代や、差額ベッド代(部屋代)は、出ません。上に書いたとおり、私がこれまでの入院で支払った健康保険適用の費用は、子宮筋腫13日間入院(総費用約23万)のうち、62590円、帝王切開10日入院(総費用約40万)のうち、51940円。高額療養費の適用対象にすら、なりません。

じゃあ、ぜ〜んぶ健康保険でまかなえるように、贅沢しなければいい・・・と言われたら、それまでなのですが、特に手術を伴う入院のときは、静かな部屋でゆっくり静養したい・・・と思ってしまいます。特に、女性が入院する場合は、プライバシーなども気になってしまうものです。私の場合、術後は、二日間くらい、尿管を通しておしっこが丸見え状態でしたし、悪露の処理も看護婦さんにしてもらっていました。身内にさえ見られたくない・・・と思いました。

あと、友人は出産のときに、大病院で大部屋に入院したので、確かに、部屋代はかからず、費用も少なく済んだそうです。けれど、食事は朝ごはんにトースト一枚で、母乳をたくさん出したいときなのに、とても足りなかったと話してくれました。もちろん、大部屋だと気が合う人がいれば、入院生活も楽しいものになるでしょうが、気が合う人ばかりとも限りません。私も、同じ部屋の人が常識ある人だったら、個室に移らなくて済んだかもしれません・・・。

また、部屋代以外にも、もともと、健康保険が適用されない項目が、他にもあります。上にも書きましたが、分娩介助料、新生児管理料、予防的処置料、衛生材料費、物品代、証明代などなど・・・。こういった項目は、要らないので外して欲しい、と言っても無理ですよね。

そういったことを考えると、やはり、健康保険だけで全てをまかなうというのは難しいところです。そうなると、頼りになってくるのは、やっぱり民間の保険。

私の場合、生命保険の特約、という形で、医療保障を用意しています。最近こそ、単独の医療保険があれやこれやと発売されていますが、私が契約した当時(1999年)は、医療保障は、単独では販売しておらず、生命保険とセットの特約、という形でしか入れなかったのです。

どんな保険に入っているのですか?と良く聞かれますので、少しだけ内容を紹介しておきますね。医療保障としては、入院1万円(5日目から・1入院120日)、手術給付(手術の度合いに応じて、10万・20万・40万)が支払われるもので、保障期間は80歳まで(終身に変更も可能)、保険料はこの特約だけ見ると3,340円で、更新しない全期型で、保険料はこれ以上上がりません。

それで、結局、いくら保険から給付金がもらえたかと言うと・・・

・子宮筋腫 29万円
 (13日入院で、4日間は免責、9日間分で9万円、筋腫摘出手術で20万円)
・帝王切開 20万円
 (10日入院で、前回の子宮筋腫から短期間での入院だったので、同一の入院と見なされて、10日間分で10万円、帝王切開手術で10万円)

でした。他にも通院特約とか別枠でつけていたので、ちょこちょこっともらいましたが、大まかな金額は上の通りです。

で、計算してみたのですが、私の場合、子宮筋腫と三度の帝王切開で、80万円以上、自分で加入している生命保険会社から、もらっていることになります。支払った特約保険料(この医療特約だけですが)は、最後の出産までの6年間分と考えると、24万円ほど。かなり、得をしている計算になります。

もちろん、その間一度も入院しなかった!!と考えるともったいないですが、我が家は医療費のための貯蓄、という枠が取れるほど家計に余裕が無かったので、とっても助かりました。また、この先、限度日数までは何度入院してもお金がもらえますし、一度こういったことで入院してしまうと、新たに保険に加入するのも難しいですので、もうやめられないです(笑)

長々と、私の入院体験について書いてみましたが、少しはお役に立ちましたか?もともと、健康体の私でも、こういった予想外の入院・手術は大いにありえますので、できるだけ、妊娠・出産の前に、医療保険に加入しておくことをおススメします。

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2011.07.25 Monday
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