反抗期男子の特効薬

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反抗期男子の特効薬

私の記憶によれば、子どもの成長を記念する行事と言ったら、七五三の次は成人式・・・のはずでした。

けれど最近では、１０歳になったら、成人まであと半分、ということで、２分の１成人式。
それから、１５歳になる年の初めには、昔でいうところの元服になぞらえて、将来を志す立志式。
この二つがポピュラーになりつつあるようです。

先週、ちょうど我が家の長男と三男が、それぞれの式に参加。
式の内容は、どちらも同じような感じ。
子どもたちが、一人ずつ将来についての作文を読み上げます。
でも、まだ１０歳のほうが、将来の夢を夢として持っているなと思った。
当然だけど、中学生ともなると、現実的と言うか、
早々に夢はあきらめ、まだ自分の将来の職業を決められていない子が多かった。

うちの長男もそう。でも、それはそれで良い。
私だって中学生の時は、夢はなかった。
大学生の頃にやっと見つけた夢でさえ、「専業主婦」だった。

お友達がたくさんいて、そこそこ勉強をがんばれば、
そんなに後悔する人生にはならないはず。
今の私が幸せなように。

さて、長男は中２、次男小５＆三男小４と、
反抗期～ギャングエイジまで勢ぞろいの我が家です。
今のところ「クソババア」とはまだ呼ばれていないし、
話しかけたら口を聞いてくれるけれど、
部活で疲れたときや、何か面白くないことがあったときの、
長男のイライラっぷりはさすがです。

しかし最近、そのイライラを抑える特効薬を発見しました。
それはずばり、美味しいごはん。
片道３０分の道のりを、重たい部活道具と足を引きずり、
おなかをすかせて寒い中歩いて帰ってきたときに、
「おかえり、ご飯できてるよ！」
と、温かい食事を用意されたら、もうご機嫌。