キッチン

収納こだわり生活のススメ

あれこれ収納やインテリアの記事を書いていますが、私はこういった分野に関しては、まったくの素人。インテリアコーディネーターとか、最近人気がある整理収納アドバイザーとか、そういう資格ももちろん持っていないし、大学では文学部、仕事も金融機関・・・。

なので、ここで紹介しているのは、私の自己満足の世界。それでも、いつも見てくださっている方の温かいコメントやメールを読ませていただくと、こんなブログでも、少しはお役に立てることもあるのかな・・・と、うれしく思います。

今日は、そんな収納素人な私の、こだわりのポイントをご紹介しますね。

私が収納に関してこだわっていること・・・それは二つ。その一つ目は、「使用頻度が一日一回以下のものは、隠す収納」ということ。私はインテリアの知識もセンスもないので、お気に入りのものであっても、美しく飾ったり、見せながら収納するなんてことは、とっても難しいのです。

仮に、いろんなお手本を参考に、美しく見せる収納をしたところで、私のこのズボラな性格上、マメにホコリを拭いたり、お手入れしたり・・・なんていうのは絶対無理・・・なので、「隠す」ことにこだわっています。

だから、選んだ食器棚も、とことん隠せるもの。マンションという限られた間取りとスペースですから、食器も食品もキッチン家電もほぼ全部がここです。

例外的に見せている家電、それは電子レンジ・オーブントースター・コーヒーメーカーの三つ。これらは、使用頻度が朝と夕方の２回。こればかりは、収納してしまうと使うときに出すのが面倒になってしまい、ストレスです。

使用頻度が１回以下の家電は、その下に収納して隠しています。炊飯ジャー・ホームベーカリー・ヨーグルトメーカー・ハンドミキサー・フードプロセッサー。炊飯ジャーは毎日使うけど、夕方の１度だけなんです。

こういったものを収納してしまうことで、見た目がすっきりするだけではなく、ホコリも溜まりにくいからお手入れがラクになります。

以上が一つ目のこだわり。

もう一つは、「誰にでもわかりやすい収納」です。話は、次男を出産した７年前に遡ります。地元の福岡を離れ、東京で出産することになりました。私の母はもう他界しているので、義母がお手伝いに来てくれることになったんです。

義母にとって、初めての東京、そして実の娘ではなく嫁との生活。家の中でも外でも、何もかもわからないことばかり。そんな中、できるだけ、家事がしやすいように、どうしたらよいか。いろいろ考え、台所の収納のすべてに、その置き場所を決め、ラベルをはり、わかりやすいように工夫をしました。

それからも、夫や子供、そして家に遊びに来てくれた友人が手伝ってくれるときなど、誰にでも、どこに何があるか一目でわかる収納、「○○はどこにある？」と聞かれない収納を心がけてきました。

例えばいくつか例をあげると・・・

よく登場する食器棚。普段は扉で隠してありますが、１度開けば、何がどこにあるのか一目でわかり、片手で簡単に必要な食器が取り出せる。子供がよく使うものは手の届く高さへ。見た目にも美しく、わかりやすい。奥や上のほうにはまだいっぱい置けるスペースはありますが、見えない場所には置きません。

逆に、食品庫は奥までぎっしり。その代わり、何がどこに入っているか、夫でも子供でも、一目でわかるように、細かく分類してラベルをはっています。ハンドル付きの透明なケースで、取り出すのも簡単。

白いケースなどで見た目も美しくしようかなとも思いましたが、そうなると、在庫が一目ではわからない。ズボラな私は、見えないとうっかりマヨネーズを買い忘れたり、逆に、安売りで買ったけど、まだ在庫が残ってた、なんてことになりがち。なので、あえて透明なケースにしています。

調味料や、保存容器はこちらに。これも一目でわかるように・・・そして、調理中はここは開けっ放しなので、取り出しやすいように。

最近着手したのが、台所関係の消耗品の収納。まだここは、作業途中なんですが、以前に比べるとはるかに使いやすく、わかりやすくなりました。またいずれご紹介しますね。

　「使用頻度が一日一回以下のものは、隠す収納」
　「誰にでもわかりやすい収納」

以上が私のこだわり。

この二つをいつも頭に置いておくことで、収納を考えるときの迷いがなくなります。でもまだまだ、家の収納は完全ではありません。作業中のものもあれば、まったく手をつけていない場所も。

こういったこだわりは、それぞれの家庭で、その家族にあったやり方があります。いろんなブログを拝見していると、本当に参考になることが多いです。いろんな方からいろんなヒントをもらって、もっともっと、こだわりの我が家を作っていきたいなあと思っています。