妊娠中毒症にかかってから、塩分を気にするようになりました。
一日7グラム以下にするようにとの指示。結構、大変です。
ラーメンって、スープを全部飲み干すのが礼儀じゃないですか。でもそんなの絶対無理。
それだけで一日の摂取量オーバーしてしまいます。
ラーメンだけじゃなくても、外食はほとんど塩分を取りすぎになりがちです。

で、自分で一日3食作るのに、まず、調味料の塩分を調べました。

小さじ1杯当たりの塩分。

みそ0.8g　
しょうゆ1.0g　
減塩しょうゆ0.4g　
味ポン0.5g　
ノンオイルドレッシング0.4g　
ウスターソース0.4g
トマトケチャップ0.2g　
マヨネーズ0.1g　

と、こんな感じです。みそ・しょうゆはやはり塩分が高いです。
お味噌汁は薄味に…というのが減塩のこつですが、
あまり薄いと味噌のおいしさが味わえないので、私はやや薄め、くらいにして、
具だくさんにし、おつゆは少ししか飲まないようにしました。

しょうゆは減塩タイプのもの。最近は減塩しょうゆもいろんなメーカーから出ています。
メーカーによって塩分の量も若干違うので、チェックしたいところ。
意外なのは、味ポンが減塩しょうゆよりも塩分が多いということです。
焼き魚やお鍋のとき、つけすぎないのが大事。

それと、サラダのときに気をつけたいのがドレッシング。
ノンオイルならカロリーは減りますが、その分塩分高め。
マヨネーズは塩分は少ないですが、カロリーはめちゃ高いです。

あと、オムライスなんかを食べるとき、ソースかケチャップかでは全然塩分が違います。
ケチャップはカロリーも低めなのでおすすめです。
減塩のコツは、だしをしっかりとること、かぼすやゆずなど香りを効かせること、
酢やレモンなどで酸味を加えることです。

私は尿糖が出ていたので、カロリーも制限されました。
私の場合、一日２０単位(1600kcal）を、バランスよくとるように指導されました。
妊娠後期にダイエット生活、辛かったです…。

カロリーですが、基本は1単位（８０kcal）の量を覚えること。
たとえば主食。ご飯なら55g、パンなら30g、スパゲティなら20gが1単位。
朝は3単位、昼は4単位、夜は4単位、とか。
くわしくは、専門書などを参考にしてください。ここでは書き尽くせません(~_~;)
コツとしては、材料を選ぶなら、ひき肉よりもばら肉、ばら肉よりももも肉やヒレ肉、
赤身魚よりも白身魚、木綿豆腐よりも絹ごし豆腐、といったところかな。

あとは、揚げ物より炒め物、炒め物より焼き物、焼き物より蒸し物。
フライパンはテフロン加工、野菜はサラダより煮物でとる、とか。
それと断然パンよりご飯です。
パンにはバターとか卵とかいろいろ入っていることが多いので、
それだけで高カロリーになりがちです。
やっぱり、和食がいいってことなんでしょうねー。

けど、塩や油を控えると、どうしても味気ない食事になりがちなんですよね。
私も、赤ちゃんのためと思って、結構がまんしていました。
ああ、カレーが食べたい焼肉が食べたいカルボナーラが食べたい…。

でも、出産で入院してびっくり。
入院中も減塩食で食事が出されたのですが、これがウマイ！
さすが、プロの料理人が作ると、減塩食でも全然おいしい。
レシピをきいておけばよかった。本当においしかったんです。
要するに、工夫と腕があれば、減塩でも低カロリーでもおいしい食事ができるってことです。
普段の生活でもこころがけたいなー、と思いました。


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