添加物なんて、気にしてたらきりがない。
ちゃんと安全性が確認されているんだし、
自分は小さいころから普通にスーパーで買ってきたものを食べてきたけど、健康だし。

そう思うのが普通。私もそうでした。ほとんど気にしてなかった。
けど、一応、子供が生まれたら少しは気にするじゃない？
で、少し本を読んでみたり、友達の勧めで自然派の生協に入ってみたりして、
少しだけ意識するようになってきたんです。

添加物って、いろいろある。
例えコンビニなんかで、「着色料、保存料無添加」と書いてあっても、
それ以外にはさまざまな添加物が使われている。
粘着剤、凝固剤、香料、化学調味料などなど。
それら一つ一つの安全性は、かろうじて確認されている。
じゃあ、２つ一度に使ったら？３つ一度に使ったら？
それは、確認されていないことがほとんど。

それに、日本では安全だと認められていても、外国では認可されていない添加物もある。
どちらが正しいなんて、普通の人にはわからない。

それに、私たちが今は健康だと言っても、私たちが子供の頃と今は違います。
昔に比べたら、今はもっと多くの添加物が開発され、食品に使用され、
当たり前のようにスーパーに、コンビニに並んでいる。
どれもが、おいしそうに見えるように、長持ちするように、コストを下げるために、
一生懸命企業が努力して、添加物を加えたタマモノ。

私たちが、スーパーの食材や外食で普通どおりに食生活をおくれば、
一日に80種類以上の添加物を体に取り入れていることになる。
一生続ければ、ドラム缶一本分になるらしい。ちょっと、びっくりです。

ママは大人だからいいかもしれない。でも、子供達はそれでいいのかな？
今、これから成長して大人になるまで、ゆっくり時間をかけて、
体の基礎を作っている、とっても大事な時期。
いくら添加物の安全性が確認されてるって言っても、
人間の子供に長時間与える実験をした人なんていない。
もし何かがあっても、誰も保障してくれないんだから。
後からわかったって遅いこと、いっぱいありますよね。

みんなが、食べ物に安さを求め、安全性をないがしろにしてきた結果が、
BSEの問題や、無認可の農薬使用問題、そして多発する食品の偽装事件。
でもそれだけじゃないはず。
きっと、まだ見えていない事実はたくさんあると思う。

体を作るのは食べ物。子供の体を守るのはママの、そしてパパの使命。
簡単なことでいいんです。

食べ物を買うときは、原料表示をちゃんと見る。
不必要な添加物はなるべくとらない。
野菜は、産地や農薬の使用を確かめる。
たまの外食はいいけど、できるだけ食事の基本は手作りで。

とりあえず、そこから始めませんか。


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