おかえり、My Little Boy *** 三児の母の理想と現実 ***
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ごちそうさまが、聞きたくて。
栗原はるみのベストセラーな料理本のタイトルでもありますが、
お料理担当の主婦としては、「ごちそうさま」って、うれしい一言。

それに、「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言うって、
食事の最低限のマナーだと思うのです。

それは子供だって同じこと。
たとえ、食べるのが下手だって、どんなに床にこぼしてくれたって、
「ママ、おいしかった、ごちそうさま」、その一言があれば、
ああ、作って良かったな、またおいしいご飯作ってあげよう、
そう思えて、お料理の大変さがとっても救われると言うものです。

当然、もう3歳であるshouにも、
「いただきます」「ごちそうさま」は教えていますし、
ほとんどの場合は、ちゃんと手を合わせてできるのです。

でも、今日は違った。

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今日のメニューは、
しゅうまい、サラダ、にんじんと揚げの味噌汁。
「shouちゃんにんじん好きじゃないもん」と言いながらも、
がんばって食べてくれたshou。よしよし、良い子だ。

全部キレイに食べたので、
「じゃあshouちゃん、ごちそうさましようね」
と言うと、なぜか黙っている。

「shouちゃん、ごちそうさまは?」
「…。」

「ごちそうさま、って、いつもしてるよね?」
「…。」

「どうして言えないのかな?」
(この辺までは、ニコニコモードです)
「…。」

「… しょうちゃん、ママに怒られたいの?」
(この辺りから、やや口調に変化が見られます)

そしてさらに黙っているshou。
突然、
「オシッコしたい」
と言うので、
「じゃあ、ごちそうさましてからオシッコしに行こうよ」
「…。」

ここでカチンときた私。
「なんでごちそうさまが言えないのよ!」
「オシッコ!」

…いやいや、落ち着け。
「だから、ごちそうさま、って言ってからオシッコ行けばいいでしょう?」
「…。」

と、shouはひたすら、無言&無表情を続けます。

その間、ryuは隣の部屋で、ずっと泣き続けていました。
ryuが泣いていても、
私はshouとの食事をきちんと終わらせてから席を立ちたかった。
ryuが泣くたびにshouを1人残してryuの相手をしていては、
shouがかわいそうだし、いつまでたっても食事が終わらない。

でも、shouがごちそうさまを言わず、
私を無視し続けている間、
ryuをずーっと泣きっぱなしにさせていることが、
私のイライラに拍車をかけていました。

「…わかった。
ママの言うことが聞けないなら、出て行きなさい。」
これは私にとって最終手段。
shouを抱え揚げて、そのままベランダに締め出しました。
さすがに泣き出すshou。

ガラス越しに、
「ごちそうさまってちゃんと言える?」と聞いても、泣くだけ。
仕方なく、ガラス戸を少し開けて、また聞きました。
「ごちそうさまって言えるよね?」
「…言える」

なのでもう一度席に座らせ、
「shouちゃん、ごちそうさまは?」と優しく聞いてみる。
「…。」

また無視かよ!!
「もういい。もう出て行ってもらう!!」
と抱き上げようとすると、やっと、でてきました。
「…ごちそうさま」の言葉が。

その間も、ryuは泣き続けていた。
やっとごちそうさまが言えたshouを、トイレに連れて行き、
「shouちゃん、今日はにんじんもちゃんと食べられたし、
ごちそうさまも言えたね、えらかったね」とぎゅうっと抱っこした。

でも、これでいいのかな。
ryuが泣いていなければ、
もっと優しく、shouのことを待ってあげられたのかもしれない。
なんでshouが、今日に限って
ごちそうさまを言えなかったのかもわからない。
言うことを聞かないからといってベランダに出すことは、
人によっては虐待だと思うかもしれない。
もっともっと、いいやり方はないのだろうか。

少したって、二人とも落ち着いた頃に、shouに聞いてみた。
「さっき、なんでごちそうさま、って言わなかったの?」
「だってオシッコ行きたかったんだもん。」
「じゃあ、先にごちそうさまって言えば良かったんじゃないの?」
「…そうねえ」

わかってるなら、素直に言ってよぉ。
まだまだ、母は修行が必要なようです。
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