おかえり、My Little Boy *** 三児の母の理想と現実 ***
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子育て修行中
夕方、駐車場付近でママ友と井戸端会議していたときのこと。
shouは一つ年上のKくんと一つ年下のYくん兄弟と仲良く遊んでおりました。
しかし、何が原因かわからないんだけれど、
ふと見ると、shouとKくんがケンカ?みたいな感じになっていて、
shouがKくんをどつくところが目に入りました。

これはいかん。
「そんなことしちゃダメでしょ。どうしてそんなことするの?」と聞くと、
突然目にうるうると涙を溜め始めたshou。
「だって、Kくんが僕をたたくんだもん・・・涙」
どうやらKくんが先に手を出した模様。

Kくん、一つしか違わないのに、体重23キロ、服は130と立派な体格。
やっと15キロになったshouとは見た目全然違います。
そんなKくんにどつき返すなんて、shou、強くなったもんだ。

でも私は、shouにどつき返すなんてして欲しくなかった。
「だからってshouがたたいたら、同じだよ?」
「うん・・・」

結局二人、向き合ってお互いにごめんなさいをし、
それからはまた仲良く遊んでいた。

こんなこと、子供同士なら良くあることかもしれない。
でも、shouには例え原因が向こうにあっても、暴力を振るって欲しくない。
どんなささいなことでも、暴力は大人であれば犯罪だ。
それが例え子供と子供であっても、親と子であっても、同じだと思う。

子供同士だから仕方ない、じゃなくて、子供同士だから、まだわからないから、
いけないことなんだと親が教えていかなければいけないのだと思う。

この点で、私はいつも夫と対立する。
夫は、「男なんだから強くなれ。たたかれたらたたき返せ。」と言う。
でも私はそうは思えない。
暴力を振るうことが強いことなのか?
それより、暴力を振るわれても動じない心を持つことのほうが、
よっぽど強いことなんじゃないんだろうか。

きれいごとかもしれないし、自分の身を守ることも大事かもしれない。
でもやっぱり、暴力に頼る人間にはなって欲しくない。
男の子だから余計にそう思うのだ。

親と子の間でもそうだ。
私はまだまだ新米ママ。しつけだってうまくできない。
何が正しいしつけなのかもよくわかっていないと思う。
でも、とりあえず親が手本にならなくては、と思うから、
どんな場合でも子供に手を上げることはしない。
親が子供をたたくのなら、子供に「人をたたくな」とは言えない。

子供を育てていくのに必要なのは、暴力じゃなく信頼関係だと思う。
体罰で子供を強制するのは簡単だけれど、
それで子供の心は育たないと思う。
やっていいこと、いけないこと、どうしていけないのかということ、
時間がかかるかもしれないけれど、私はゆっくり、この子たちの心を育てたい。

でもそうするには、親も辛抱が必要なんだよね。
毎日イライラの種を蒔いてくれる子供達。
ここでピシャっとたたけばどんなにすっきりすることか。
怒鳴り散らせばどんなにストレス発散されることか。
って思うことがたびたび。でもぐっと我慢。
・・・しきれなくて怒鳴っちゃうこともあるけれど。

キレる親を見て育つ子はキレることを覚える。
子は親の鏡。
まだまだ修行中です。

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