おかえり、My Little Boy *** 三児の母の理想と現実 ***
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バイバイ幼稚園
いよいよ、東京での幼稚園生活は、今日が最後。
shouは、わかっているのかいないのか、いつも通りに登園。
いつもの時間より早めにお迎えに行って、お別れ会に参加させてもらった。

shouの幼稚園は、退園するときにプレゼントを渡すのが定番なので、
写真と住所を印刷したカード、それに鉛筆を添えて、
shouから一人一人手渡し。
そのあたりはまだ良かったんだけど、ママたちも集まってくれて、
みなさんにご挨拶する辺りでもうダメ。shouより私が。
ハンカチ無しではいられない〜・・・
挨拶の言葉も考えていたんだけど、
結局「ありがとうございました」と言うのが精一杯・・・

未就園児クラスの頃からだから、もう2年以上通っていた幼稚園。
最初は、4月にryuを出産してすぐだったので、
親子で参加の未就園児クラスだと、週に一度でも通うのが大変だった。
それでも、shouの楽しそうな顔が見たくて、がんばって1年通った。

そして、やっとshouが伸び伸び遊べる、私もryuと二人で過ごせる、
新しいお友達もたくさんできると、楽しみにしていた入園。
それが、入園する前の日に、kenを妊娠していることがわかって、
一気にトーンダウンしてしまい、そのまま出産のバタバタで、
あまり幼稚園に馴染めないまま過ごした年少。

kenを産後、やっと落ち着いて、shouも園にすっかり馴染み、
新しいクラスになって今年こそ園ライフを楽しもう、と思っていた年中。
ところが進級した途端、転勤することがわかり、またまたトーンダウン・・・

正直、幼稚園ライフを満喫したとは言えない二年間だったけれど、
それでも、途中で退園してしまうことが、こんなに寂しいなんて。
家に帰って、みんなからいただいたメッセージカード読みながら、
涙があふれてあふれて止まらなかった。

そして、転勤族の我が家、これからも、こういう別れがあるのだろう。
一体何度、こんな寂しい思いを、子供たちにさせてしまうんだろう。
そう思うと、とても切なくなってしまった。

でも、親が思っている以上に、子供ってタフなのかな。
園の帰りにお友達とおやつを食べてたくさん遊んだからか、とてもご機嫌で、
一度も泣くことはありませんでした。

これからたくさんの別れがあるということは、同じ数だけ出会いがあるということ。
そう思えば、寂しくないのかな。
goodbye.jpg

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