お昼頃、夫がスポーツクラブに行っている間に、
私とチビたちは近くのデパートでうろうろしていた。
そしたら父からメール。
「さっき地震があった。まだ時々揺れる。」
短いメール。


珍しい、福岡で地震だなんて。
きっと父も珍しくて驚いて、わざわざそのくらいでメールしてきたんだな、
とそのとき思ったんだけど、「そのくらい」じゃなかったのね。
携帯に配信される毎時のニュースを見てびっくり。
震度６弱だなんて！！


慌てて電話をしても、固定電話はずーっと通話中、
携帯は「地震のためかかりにくい状態となっております」のアナウンス。
とりあえずメールは普通に使えたので、父とメールでやりとり。
家の中の花瓶や食器棚の食器が割れたけど、怪我は無いとのことで一安心。


夫の実家にも当然電話はつながらなかったので、
お義母さんの携帯にメールしたけど、返事無し。
多分、慌てていてメールとか見てないんだろうなー・・・。
うちの父と違って、ネットとか知らない家だから。


夫と合流し、車の中でテレビのニュースをチェック。
私の実家と同じ町内で家が倒壊したとか。ますますびっくり。
父が無事で本当に良かった・・・。


その後福岡に住むたくさんの友達に安否確認メール。
妊娠中の友達も二人いるし、ほんと心配だった。
友達の一人は、仕事中にキャビネットが倒れてきてはさまれたとか。
義妹は美容院でパーマをかけている真っ最中に外に逃げたとか。
幸い誰も怪我はなかったみたいで、ほんとうに良かった。


けど、「家を建てるなら地震が無い福岡だ！」と思っていた私たち夫婦。
油断できないなあとつくづく思った。
狭い日本、どこにいても地震は起こりうる。
東京なんてもう、今この瞬間に起こってもおかしくない。
それでも今まではちょっと他人事だったけど、
自分の家族や友達がそういう事実に直面して、初めて実感した。


防災グッズをもう一度チェックしなおした。
足りないもの、買い足さなきゃ。
子供の命を守れるのは、私だけかもしれないんだもの。

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