そのシナリオは、誰が用意してるかというと、
おエライ人たちではなくって、各省庁の下々で働く人たちなんです。

議員さんが、各省庁に、明日○○の質問するからーよろしくー、
と、連絡が入ったならば、下々の人たちは、
その回答を明日までに用意しなくちゃならんのです。
おエライ人たちが答えるべき回答を。

そりゃあ、間違いなんかあっちゃいけませんので、大変ですよ。
いろんな資料を引っ張り出して、必死に回答を作るわけです。
たまには議員さんが、明日質問したいから、質問考えといてー、
なんてこともあるらしいです。なんだそりゃって感じだけど。

うちの夫、その下々のお仕事しています。
国会の仕事が入ってるって言っても、それ以外の通常業務ももちろんあります。
毎年この時期は、連日2時3時が当たり前で、でも朝は普段通りの出勤で。
なんとか12時くらいには帰ってきてたけど、昨日は2時半に帰ってきて、
それでも、「俺が一番早く帰った」だって・・・。

こういう生活が、国会が終わるまで続きます。
とにかく、目に見えて元気が無くなっていく夫が心配。
あまりイライラしないように、私も支えていかないと・・・。

公務員公務員と、一般では一くくりにされることが多いけれど、
バリバリのエリート官僚なんてほんの一握りだけで、
私が知っているほとんどの公務員の人たちは、
フツーの人たちばかりです。高卒の人もいっぱいいます。
うちの夫も、家族を大事にしたいという理由で公務員になった、と言ってた。
なのに今じゃ家族とゆっくり過ごすための、気持ち的にも時間的にも余裕が無い。
九州に帰れば、こんな忙しい部署からは逃れられるのだけれど・・・。

いつも考えて、堂々巡りで答えは出ない。
時間が経つのを待つしかないのかなあ。

とりあえず、有意義な国会にしてもらいたいと思います。
議員さん、おエライさんたち。